こうのさんさんぽうあらがみ
大阪府交野市大字倉治
古文章によれば由緒ある交野山山頂の通称観音岩より少し南の斜面に三宝荒神の社跡があることは皆様ご存知の事と思います。 「寺社縁起」という古い本の中に修験者の跡(修行の場)が次の様に書かれてある。 ..
古文章によれば由緒ある交野山山頂の通称観音岩より少し南の斜面に三宝荒神の社跡があることは皆様ご存知の事と思います。 「寺社縁起」という古い本の中に修験者の跡(修行の場)が次の様に書かれてある。 これを北峰の宿といって石船(岩船神社)、師子岩屋(獅子窟寺)、金剛寺(傍示の北にある金剛という地名と龍王山を含めて)、甲の尾(交野山)と峰道を通り抜け、甲の尾から元寺滝(源氏の滝)におり不動明王の梵字の前で身を清め鏡池の北の「三宝荒神緒願成就」の碑の前で中上げの聖なる場所とされていたと思われる。 山頂の大岩に聖観音、北の岩にある大日如来、大岩の南に三宝荒神の梵字が掘られて大岩の右側に「寛文六丙甲年三月二十八日法印實伝」これは修験道の長であろう。 大岩の北に窓の様な堀跡があって法華経と銅板が出たとある。 特に三宝荒神は仏・法・僧の三宝で守る荒神であると言われており、また民衆の間では一般的に「へっついの神、そして台所の神として信仰される。…(日本石仏事典)と書かれている。とあります様に古より三宝荒神はへっつい、竃の神様といって各家庭でお祭りされています。 これは交野山を機転とする倉納地域一円の火による災害が起こらぬ様、昼夜お休み無く御守護下さるものであります。 私たちはこのご加護下さる御神恩に報ゆるべく、地域の皆様ともに先達が残して頂いた此の古文化遺産を大切にお守りし、子々孫々継承していく責務が有ると存じます。それ故、広く地域の皆様方のご理解とご協力を賜ります様、地元交野山三宝荒神の由来に就いてお知らせする次第です。 ………………………………………………………………… 修験道の行場です。 近くにはいきもの触れ合いセンターがあり、トイレはそこにあります。 いきもの触れ合いセンターにあるビオトープでは、名古屋ダルマガエルを見ることができ、センター内では白旗池の動植物を望遠鏡から観察できます。 詳しくは以下URLを参照ください。 https://www.city.katano.osaka.jp/docs/2011061400065/ サワガニの小路、オニヤンマの小道路等動植物の観察ができる場所もあります。 生き物は保護された物なので持ち帰れません。 観察が終了したらリリースしてください。 自販機はないので、お気をつけてください。 近くにある源氏の滝に拝礼場があります。 体力に自信のない方はこちらから参拝いただけます。
三宝荒神
観音岩
津田駅から徒歩2時間くらい
1時間
有