しんぎょうじ
島根県松江市竪町88
信楽寺は浄土宗知恩院の末寺 開山は東京芝増上寺の観智国師の弟子で楽蓮社信誉慧伝和尚である 当寺は安来市広瀬町(月山富田城下)に建立されたが、堀尾吉晴公の松江移城と共に現在地に移転した。広瀬町の入り口..
信楽寺は浄土宗知恩院の末寺 開山は東京芝増上寺の観智国師の弟子で楽蓮社信誉慧伝和尚である 当寺は安来市広瀬町(月山富田城下)に建立されたが、堀尾吉晴公の松江移城と共に現在地に移転した。広瀬町の入り口、西の山手に信楽寺谷という寺跡が残っている。当寺の五代長誉流安和尚、松平家の菩提寺月照寺の開基となる。当寺は、松平家歴代の藩主の崇敬が厚く、藩主が竪町ご通過の際には寺を休憩所にあてられていた。九代近誉上人が元禄年間に建立したという本堂は九間に八間の大伽藍で津田街道を津田方面から松江に向かう目標(目印)となっていたほどである。また寺侍が二十~三十名も詰めていたと云われている。嘉永四年及び明治七年の大火によって堂宇が全焼し古文書を焼失し創立の縁起その後の変遷等の史料が失われた。
獨留山
至心院
浄土宗
阿弥陀如来
楽蓮社信誉慧伝和尚
松江三十三ヶ所観音霊場 第二十七番札所
無料
20分
有り