いわつぼじんじゃ
島根県雲南市木次町平田1960
当神社は「出雲国風土記」に「大原社」岩坪大明神と記された古い社でその創立は詳らかでない。 昔は仁多郡の三沢村郷内であって「尾原村」と言われていた。社地はの大川(斐伊川)の屈曲した川に囲まれて独立し..
当神社は「出雲国風土記」に「大原社」岩坪大明神と記された古い社でその創立は詳らかでない。 昔は仁多郡の三沢村郷内であって「尾原村」と言われていた。社地はの大川(斐伊川)の屈曲した川に囲まれて独立した岩山で真にその名のとおりの「岩壺」であって清廉間雅の神城である その山容はあたかも巨大な亀が大川に対するが如して「亀山」と呼ばれてきた。 「神代藻塩草」(江戸時代)の 「出雲社記」には雲州仁多の佐白と大原郡中久野村の境に「八頭坂」がある。素盞鳴命が八岐蛇を斬られた所である。八頭坂を西に下った伊の郷には「八本杉」があって大蛇の頭が祀られてあり「尾原村」には大蛇の尾が祀られてあるその故に「尾原」と言うと記されてある。
当社の上流の北原と尾原地区に大規模な「多目的ダム」が建設されることになり その造成工事のために当神社をはじめ周辺の田畑や道路等を改修整備するために神社は平成11年5月6日に仮殿遷座祭を斎行、翌12年10月28日移転新築成った社殿にて本殿遷座祭を斎行した。
武雷命、齋主命(いわいぬしのみこと)、天児屋根命、比咩大神
例祭 11月8日
付近に駐車可能スペースあり
なし