いしぶたいこふん
奈良県高市郡明日香村島庄254
国営飛鳥歴史公園内石舞台周辺地区の中央に位置するわが国最大級の方墳です。墳丘の盛土が全く残っておらず、巨大な両袖式の横穴式石室が露呈しているという独特の形状です。天井石の上面が広く平らで、まるで舞台..
国営飛鳥歴史公園内石舞台周辺地区の中央に位置するわが国最大級の方墳です。墳丘の盛土が全く残っておらず、巨大な両袖式の横穴式石室が露呈しているという独特の形状です。天井石の上面が広く平らで、まるで舞台のように見えるその形状から古くから「石舞台」と呼ばれています。30数個の岩の総重量は約2300トン、特に天井石は約77トンとかなりの重量で、造られた当時の優れた土木・運搬技術の高さがうかがわれます。 被葬者は明らかではありませんが、7世紀初頭の権力者で、大化の改新で滅ぼされた蘇我入鹿の祖父でもある蘇我馬子の墓ではないかといわれています。 1933(昭和8)年~35(昭和10)年の発掘調査で方形の墳丘、堀、外堀が存在すること、6世紀代の小古墳を壊して築造されていたことなどが確認されており、その上で築造は7世紀初め頃と推定されています。(国営飛鳥歴史公園ホームページより引用)
近鉄 橿原神宮前駅東口又は飛鳥駅から、奈良交通明日香周遊バス「石舞台」下車すぐ
9:00~17:00(受付16:45まで)
一般 300円、高校生~小学生100円
有り