慶安4年(1651年)、彦根藩家老・木俣清左衛門守安の妻・常照院によって創建された。
代々尼僧が住持して阿弥陀堂・不動堂等を護り伝えてきたが、昭和40年代初頭からは金剛輪寺の住職が兼務している。
阿弥陀堂の老朽化をうけ、昭和63年(1988年)1月に収蔵庫が完成し、共に国指定重要文化財の阿弥陀如来座像(平安時代作)と不動明王立像(鎌倉時代作)が移された。
平成10年9月、台風7号によって老朽化していた阿弥陀堂が全壊した。収蔵庫は無事だったため、仏像に損害はなかった。
平成12年(2000年)、阿弥陀堂が位牌堂として再建された。