めいちょうじ
滋賀県長浜市名越町字本堂178
平安時代初期頃、伊吹山寺の開祖・三修沙門の高弟・名越童子によって創建されたと伝わる。これ以来七堂伽藍や四十九院・九十九坊(つまり多くの塔頭や末寺)を持ち、天台密教の道場として栄えた。しばしば兵火にあ..
平安時代初期頃、伊吹山寺の開祖・三修沙門の高弟・名越童子によって創建されたと伝わる。これ以来七堂伽藍や四十九院・九十九坊(つまり多くの塔頭や末寺)を持ち、天台密教の道場として栄えた。しばしば兵火にあったが、そのたびに再建され、名刹として知られた。 建久年間(1190年 - 1199年)、寺を訪れることが多かった後鳥羽上皇が高僧・禅行阿闍梨とともに寺を訪れ、鎌倉幕府討幕の密議を行った。 現在、四十九院等はなく平等院・観成院の二院が塔頭として存在する。しかし伝わっている仏像や仏画、積善坊・仁王堂・釈迦堂などというかつてあった堂舎・塔頭にまつわる地名によって巨刹であった様子が推察できる。 現本堂はかつて観音堂と呼ばれたもので、現在寺のある権現谷のさらに谷奥(約500m)の地に本堂跡がある。 現住職は名越久晃氏。
名越町(なごしちょう)にある天台宗の寺院。
恵光山(えこうざん)
常喜院(じょうきいん)
天台宗
成菩提院末寺
平安時代初期
聖観世音菩薩
名越童子
恵光山常喜院名超寺
名越寺(名超寺、なごしでら)
近江新四国第49番札所
木造聖観世音菩薩立像(伝・聖徳太子作)
3月第2日曜 涅槃会 8月8日 盂蘭盆施餓鬼会 9月第2日曜 千日会
JR東海道線米原駅より車で約20分