たまかわじんじゃ
北海道久遠郡せたな町北檜山区丹羽
明治25年、福島県入植者の丹羽五郎が入地の際、青森県岩木神社の祭神坂上苅田麻呂命・坂上田村麻呂命の御分霊を戴き地区中央の高台に社を建立したことに始まる。社殿は幾度か改築され、昭和16年7月に秋田檜材..
明治25年、福島県入植者の丹羽五郎が入地の際、青森県岩木神社の祭神坂上苅田麻呂命・坂上田村麻呂命の御分霊を戴き地区中央の高台に社を建立したことに始まる。社殿は幾度か改築され、昭和16年7月に秋田檜材で改築されたものが現在の社殿である。以前は社殿の他、神楽殿、展望台があったが老朽化してしまい、展望台だけが残っている。当時、例祭は住民総がかりで準備をすすめ、瀬棚・太櫓・久遠はもとより、八雲・長万部にも広告を出して多くの余興を催していた。なかでも競馬は最も盛んで、遠く八雲・長万部からも来客があり、広い境内は人でうずまる盛況であったという。
坂上苅田麻呂命 坂上田村麻呂命
流造
9月6日