にょいりんじ
福島県東白川郡棚倉町八槻字大宮119
人皇四十五代聖武天皇の勅願寺として、天平11年(739)に僧行基が当地に一宇を開創したことに始まると言い伝えられ、また、源頼義公が奥州下向のときに、当寺において祈願を為し、賢範和尚がその武運長久を祈..
人皇四十五代聖武天皇の勅願寺として、天平11年(739)に僧行基が当地に一宇を開創したことに始まると言い伝えられ、また、源頼義公が奥州下向のときに、当寺において祈願を為し、賢範和尚がその武運長久を祈願した、とも伝えられている。
当寺は、醍醐・報恩院直末の寺で、江戸時代には常法檀林の格となり、近隣諸寺の本寺であり、近津大明神(現在の都々古別神社)の社僧を勤め、寺領を要する由緒寺院であったが、明治の神仏分離令によって現在の覚乗寺と合寺して、今に至っている。
聖武密山
持寳院
真言宗
智山派
常法檀林
天平11年(739)行基
如意輪観音菩薩
福島八十八ヶ所霊場 第18番 仙道三十三観音霊場 第23番
あり