まんしょうじ
福島県いわき市田人町黒田別当50
当山は往昔、ニヶ寺が合併した寺院で、その一ヶ寺が旧黒田村に現存した明王山大聖寺で天暦年間(947〜57)に捨国上人が開基となって開山されている。又、もう一ヶ寺は、応永20年(1413)法印宥長が開基..
当山は往昔、ニヶ寺が合併した寺院で、その一ヶ寺が旧黒田村に現存した明王山大聖寺で天暦年間(947〜57)に捨国上人が開基となって開山されている。又、もう一ヶ寺は、応永20年(1413)法印宥長が開基となって開山した、羽黒山満照寺である。このニヶ寺は共に上遠野にある円通寺の末寺であったが、明治5年に合併し、各々の山号・寺号を残して、明王山宝寿院満照寺として再興された。
別当黒田不動堂は、宝型造の茅葺で、江戸時代の優れた建造物で県重要文化財に指定されている。 本尊・脇侍は弘法大師御作と伝えられる一木彫りである。
明王山
宝寿院
真言宗
智山派
大日如来
福島八十八ヶ所霊場 第14番札所
黒田不動堂(県指定重要文化財)
あり