かんざんじ
大阪府箕面市箕面8丁目1-3
1634年頃、開山瑞南卜兆禅師が初代膳所藩主・石川忠総公に迎えられ、現在の滋賀県大津市に創建。創建の地・琵琶湖畔を望む膳所は「楓橋夜泊」の詩や観光地として有名な蘇州・寒山寺の風景とよく似ていたため、..
1634年頃、開山瑞南卜兆禅師が初代膳所藩主・石川忠総公に迎えられ、現在の滋賀県大津市に創建。創建の地・琵琶湖畔を望む膳所は「楓橋夜泊」の詩や観光地として有名な蘇州・寒山寺の風景とよく似ていたため、「寒山寺」と名付けられた。1650年頃、石川家の転封により大坂城下太融寺を中心とした西寺町(現在の大阪市北区兎我野町)に移転。移転地は、太閤・豊臣秀吉の側室淀殿が親しんだ別邸、菜種御殿の跡地と伝わっている。1837年、大塩平八郎の乱によって諸堂が消失した。1968年頃、大阪万博が企画され、新御堂筋を整備する計画用地に境内が掛かり、箕面へ移転。
松雲峰
臨済宗
妙心寺派
開山瑞南卜兆禅師