かんざんじ
山形県米沢市舘山5丁目2-39
創建は天文2年(1533)、新田景綱が開基となり、月窓証印禅師(稲荷山瑞龍院)を召還して開山。新田家の菩提寺として庇護された。 景綱は当時の舘山城主で、伊達稙宗、晴宗、輝宗の三代に仕え、跡を継いだ..
創建は天文2年(1533)、新田景綱が開基となり、月窓証印禅師(稲荷山瑞龍院)を召還して開山。新田家の菩提寺として庇護された。 景綱は当時の舘山城主で、伊達稙宗、晴宗、輝宗の三代に仕え、跡を継いだ新田義綱は天正19年(1591)、伊達正宗の岩出山移封に随行して当地を離れた。 舘山寺は庇護者を失い衰微し、境内も荒廃したが、享保6年篠田甚左衛門宣君が再興した。 本堂に設置されている厨子に安置されている虚空藏菩薩は舘山城に安置されていた秘仏で藤原経衡(藤原清衡の曽孫)が寄進したものとされている。
籏本山
曹洞宗
1533年
釈迦如来、虚空蔵菩薩
月窓証印禅師
新田景綱
山交バス(バス停舘山六丁目)から徒歩5分 JR米坂線(西米沢駅)から徒歩25分 東北中央自動車道(米沢中央IC)から車で15分
あり