創建は室町時代(一五七年)(およそ七百年前)と伝えられています。戦国時代には、武田家の崇敬篤く、社領守進の朱印を賜りました。
天正年間、高天神合戦の際、兵火にかかり社殿古文書ことごとく鳥有に帰す。
慶長十二年三月再建以来、七回ほど造営の棟札があって最も新しいもので明治三年の御造営があります。
この神社は、従来、牛頭天王社と称していましたが明治四年地名をとって、古川神社と改称しました。
明治八年無格社天白神社(字八反坪)高田神社(字太郎坊)を合祀しました。明治十二年九月村社に列格、明治四十年一月神饌幣常料供進神社に指定されました。
昭和十九年十二月七日 東南海大地震により、鳥居笠木落下折損燈籠二基清の被害を受けました。昭和五十三年六月、本殿修復並びに水天宮屋根ふき替え工事を行いまた。昭和五十八年九月鳥居笠木修復並びに水屋改築工事を行い続いて六十一年十月拝殿両翼に部屋増築工事を行いました。倒潰した燈篭も平成七年に復元されました。