おおまちかんのんどう
山形県西村山郡河北町谷地甲
大町観音堂(高円坊) 高(光)円坊は、六供円福寺の門末で新義真 言宗の寺院であった、東西三十間、南北十五 間の境内を有し、本坊には不動明王を祀り、その鎮守として観音堂が祭祀されていた。 往古の縁..
大町観音堂(高円坊) 高(光)円坊は、六供円福寺の門末で新義真 言宗の寺院であった、東西三十間、南北十五 間の境内を有し、本坊には不動明王を祀り、その鎮守として観音堂が祭祀されていた。 往古の縁起は明らかでないが、元禄三年(一六九〇) 六月に本尊の再興がはかられ、その 後、寛延二年(一七四九) 七月に堂字の再建が 行なわれた。元禄の再興は、地区の高梨安利 が発願主となり、柴田弥右衛門が御本尊を京 都にて求め、厨子と共に伝来したものである。 本尊十一面観音(町指定文化財)は、立像の 鋳造仏であり、南北朝時代の造顕と言われる。 二十一年毎の開扉の秘仏で一夜千日様! の別称もある。
十一面観世音菩薩
谷地三十三観音霊場第一番札所
御本尊 河北町指定文化財
自由
無料
5分位
無し