はちまんじんじゃ(いちじょうはちまんぐう)
山形県酒田市市条字 水上14−1−1
平安時代前期、元慶元年出羽国司従五位下藤原朝臣興世が陸奥国の蝦夷民俗を討 伐した時、山城国に御鎮座なる石清水八幡宮 の御神霊を御荘河北荒瀬郡大泉郷に勧請され たのが創始される。同二年元慶の乱が出羽 ..
平安時代前期、元慶元年出羽国司従五位下藤原朝臣興世が陸奥国の蝦夷民俗を討 伐した時、山城国に御鎮座なる石清水八幡宮 の御神霊を御荘河北荒瀬郡大泉郷に勧請され たのが創始される。同二年元慶の乱が出羽 国(秋田城)で勃発に際し、この内乱を収拾する為に鎮守府将軍小野朝臣春風、秋田へ下向 に際し戦勝祈願され、翌年反乱を鎮定せられた。以来、多くの国司、郡司武将からの崇敬厚く、室町時代の長享三年頃には神領十万八 千刈に及んでいた事が祭礼日記より伺う事が 出来る。
又、現在の場所に遷座されたのは、元禄十 二年の時であり、本殿が慶長十七年六月四日、 最上義光公の社領寄進に伴い改築、元和六年 十二月竣工のものである。拝殿は宝永二年八 月十一日に酒井忠真公より造営されたもので ある。
明治九年二月二十四日、県社に列格、昭和 三年~五年大屋根大改修および幣殿、玉垣を 新築、昭和六十年御鎮座一一一〇年を記念し 大鳥居建立、六十一年本殿、拝殿を修理。
八幡神社とは山形県酒田市市条にある神社である。旧称一条八幡宮。酒田市旧八幡町はこれに由来する。なおwikipediaではやわたじんじゃと読んでいるが、山形県神社庁や酒田市公式サイトでははちまんじんじゃとふりがながついている。
応神天皇、仲哀天皇、神功皇后
七級社 旧県社
元慶元年(877年)
5月1日
鬼遣らい、奴振り大名行列、流鏑馬