かすがじんじゃ
和歌山県紀の川市中三谷808番地
後堀河天皇の御代、貞応年間(1200年頃)にこの地を訪れた明恵上人が、南方2㎞の地(旧三谷小学校跡)に金剛寺を建立した際、その守護神として奈良三笠山の春日大社より勧請したことに由来する。 その後、..
後堀河天皇の御代、貞応年間(1200年頃)にこの地を訪れた明恵上人が、南方2㎞の地(旧三谷小学校跡)に金剛寺を建立した際、その守護神として奈良三笠山の春日大社より勧請したことに由来する。 その後、天正13(1600)年頃豊臣秀吉が強大な勢力を誇った根来山を攻略した際、その延火のために社殿をはじめ多くの建物と宝物古文書等が悉く焼失した。 その後復興されたが、資金が充分でなかったため、5社あった社殿も3社となり、神楽殿・神輿殿などは再建されなかった。 それでも戦時中は池田村々社として武運長久を祈るため、参拝者は跡を断たなかったという。 昭和50年には、大型農道が境内の南端を横切ったため、朱塗りの第二鳥居が建立された。 また58年には社務所と宝物殿の改築、63年には拝殿と庁舎の改築がなされ、現在残っている古い建物は本殿だけである。
春日神社(かすがじんじゃ)は、和歌山県紀の川市にある神社である。
(主祭神)健御賀豆智命 天児屋根命 (配祀神)経津主命 大日女命 天押雲命 天照皇大神
木造銅板葺流造
10月第3日曜日
あり