しょうげんじ
岐阜県美濃加茂市伊深町872-2
元徳2年(1330年)頃から数年間 、関山慧玄(かんざんえげん、無相大師)が伊深の地に庵を結び隠棲の傍ら修行を行った。その後庵は荒れ果てるが、万治元年(1658年)に太極唯一禅師が領主の佐藤駿河守吉..
元徳2年(1330年)頃から数年間 、関山慧玄(かんざんえげん、無相大師)が伊深の地に庵を結び隠棲の傍ら修行を行った。その後庵は荒れ果てるが、万治元年(1658年)に太極唯一禅師が領主の佐藤駿河守吉次を檀家、無相大師を勧請開山として初祖山円成寺を創建する。寛文9年 (1669年) には妙法山正眼寺に改称される。 弘化4年(1847年)には雪潭紹璞(せったんしょうぼく)が僧堂を設置し、以来修行道場として知られるようになる。明治期の神仏分離により一時衰退するが、その後再び寺勢も盛んになる。大正に入ると周辺の卜雲寺・龍安寺・禅徳寺・放光寺を四隣寺として緩やかに連合していた。このうち放光寺のみは廃寺となり、現在堂宇は取り壊され「上本郷ちびっこ広場」となっている。 昭和30年(1955年)には境内の西に正眼短期大学を開学した。
伊深町(いぶかちょう)にある臨済宗妙心寺派の寺院。永保寺・大仙寺とともに美濃三道場にも数えられる、著名人も訪れた道場。また短期大学も運営している。 かつては周囲の卜雲寺・龍安寺・禅徳寺・放光寺(廃寺)を四隣寺として本末制度のような関...
妙法山(みょうほうざん)
臨済宗
臨済宗妙心寺派
別格本山
1658年(万治元年)
開山:太極唯一 勧請開山:無相大師関山慧玄
佐藤吉次
1847年(弘化4年)
雪潭紹璞
妙法山正眼禅寺
妙心寺奥の院 伊深の鬼叢林
美濃三道場のひとつ
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