がんせんじ
大阪府貝塚市中846
僧行基の開創と伝えられ、応仁年間に蓮如上人が教えを説いた草庵であるという。 天文14年(1545)、紀州根来寺から卜半斉了珍を迎え、草庵を再興し同24年 (1555)には寺内に取り立てられ..
僧行基の開創と伝えられ、応仁年間に蓮如上人が教えを説いた草庵であるという。 天文14年(1545)、紀州根来寺から卜半斉了珍を迎え、草庵を再興し同24年 (1555)には寺内に取り立てられ免租の特権を付与された。天正5年(1577) には織田信長の軍勢に攻められ兵火にかかり焼失し、同8年(1580)、新たに 8間4面の本堂を建立し、それまでの草葺屋根を板葺に替えた。 天正11年(1583)、顕如上人は紀州鷺ノ森から貝塚に移り、これより2年間余り この地は本願寺であった。その後、家康より寺内諸役免許の黒印状を受け、 明治維新まで貝塚の領主であった。 現在の本堂は寛文3年(1663)の建立で、表門 延宝7年(1679)、 太鼓堂 享保4年(1719)、築地塀、目隠塀、鈴楼の7棟が平成5年8月に 重要文化財に指定され、現在半解体修理が行なわれている。
願泉寺(がんせんじ)は、大阪府貝塚市にある浄土真宗本願寺派の寺院である。本尊は阿弥陀如来。 2022年10月3日、1679年に建てられた山門のうち右手くぐり戸が無職・水谷晴一により破壊される。
金凉山
真教院
浄土真宗
本願寺派
阿弥陀如来
行基
貝塚御坊 卜半(ぼっかん)さん(住職の姓が卜半(ぼくはん)であることによる)
本堂、太鼓堂、表門(重要文化財) 銅鐘(府指定有形文化財) 書院、経蔵、絹本著色方便法身尊像ほか(市指定有形文化財)
貝塚駅から徒歩5分