やくしいん
兵庫県明石市魚住町西岡1636
寺伝によると、天平ニ年(730)に行基がこの地を訪れた際、錫杖を地に突き立てると霊水がわき出し、その中から薬師如来像が出現した。そこで、薬師院を創建しその像を祀ったのがこの寺院の始まりとされる。 ..
寺伝によると、天平ニ年(730)に行基がこの地を訪れた際、錫杖を地に突き立てると霊水がわき出し、その中から薬師如来像が出現した。そこで、薬師院を創建しその像を祀ったのがこの寺院の始まりとされる。 応仁二年(1458)の焼失を経て、明暦三年(1657)に舜恵和尚と舜雄法印によって現在の本堂が再建され、これを以て中興とされる。 明治初期に当時の住職が根を薬用にするため、境内の一画にボタンを植えたのがきっかけとなり、現在では約2千平方メートルのぼたん園が整備され、開花時期には約50種、約2000株のボタンが咲くことから、通称『ぼたん寺』として親しまれている。
清冷山
高野山真言宗
天平ニ年(730)
薬師如来
行基菩薩
明暦三年(1657)
舜恵和尚、舜雄法印
清冷山閼伽寺薬師院
ぼたん寺
播磨八薬師霊場 第一番 明石西国霊場 第七番
無料 牡丹の時期のみ、協力金350円
あり