さいとくじ
東京都台東区竜泉1丁目20の19
西徳寺は寛永五年五月、当時新興都市であった江戸における佛光寺門徒の聞法道場として、 金助町(現在お茶の水に近い本郷近辺)に建立された。徳川幕府三代家光の時に当たる。初代の住職は新潟県寺泊の名刹「聖徳..
西徳寺は寛永五年五月、当時新興都市であった江戸における佛光寺門徒の聞法道場として、 金助町(現在お茶の水に近い本郷近辺)に建立された。徳川幕府三代家光の時に当たる。初代の住職は新潟県寺泊の名刹「聖徳寺」住職の次男、釈善如法師が本山の命を受けて就任している。ところが建立されてからわずか五十年の間に三回の火災に見舞われてしまう。この三回の火災の中には八百屋お七 で有名な「振り袖火事」も含まれているが、そのたびごとの再建の為、すっかり疲弊してしまう。 この土地にいては再び同じ憂き目に遭うと住職・檀信徒が協議の上、当時まだ江戸郊外であった龍泉(現在の場所) に移転することになった。時に天和三年(1683)四月のことであった。
西徳寺(さいとくじ)は、東京都台東区に所在する真宗佛光寺派の寺院。山号は光照山。
浄土真宗
佛光寺派
地下鉄日比谷線 入谷駅3番口(金杉口)より徒歩10分