さいほうじ
長野県長野市長野西町1019
安養山極楽院西方寺の開山は正治元年(1199)に浄土宗の開祖法然上人が善光寺を訪れたときに、現在の権堂の往生院の地に開創したと伝えられています。 また、弘法大師が大同二年に建立した宝乗寺がその時に浄..
安養山極楽院西方寺の開山は正治元年(1199)に浄土宗の開祖法然上人が善光寺を訪れたときに、現在の権堂の往生院の地に開創したと伝えられています。 また、弘法大師が大同二年に建立した宝乗寺がその時に浄土宗に変わったとも言われます。 法然上人の直弟子の証空上人も滞在したようです。浄土宗の三祖然阿良忠上人記主禅師が、宝治二年(1246)五十才の時に訪れ、『観無量寿経』を講義し、西方寺二世としてその基礎を確立しました。現在地に移転してから後、永正元年〈1504)に、中興開山したのは證蓮社誠譽上人貴阿光雲良公大和尚です。 1615年に善光寺仮本堂となった後、西方寺は六世称譽演哲上人の代の寛永十九年(1642)に火災にあいました。
安養山
極楽院
正治元年(1199)
阿弥陀三尊
安養山極楽院西方寺
長野電鉄長野線『権堂駅』より徒歩12分