みなみかせあまてらすすめおおかみ
神奈川県川崎市幸区南加瀬1-2-2
当社は、鎌倉時代末期の元弘年間 (1331〜1333年) の勧請と伝えられている。 室町時代中期に、太田道灌公が当社に参籠し、その暁の夢に、東北の空に縁起のよい丹頂鶴が舞うのを見て、その地に江..
当社は、鎌倉時代末期の元弘年間 (1331〜1333年) の勧請と伝えられている。 室町時代中期に、太田道灌公が当社に参籠し、その暁の夢に、東北の空に縁起のよい丹頂鶴が舞うのを見て、その地に江戸城を築いた、と伝えられている。 戦国時代、小田原北条氏の祈願所となり、北条早雲公の曾孫の氏政の君は白山神社を勧請して、当地に荘厳優美な八棟造りの社殿を造営し、毎月代参を派遣して月次祭を斎行した、と伝えられている。 北条氏の滅亡時、武蔵の兵の乱により本殿下の石櫃のみを残して灰燼に帰したが、江戸時代の天保8年 (1837年) に村民が旧時を偲んで神明造りの社殿を再建し、明治17年に拝殿を改築した。その後、増・改築を重ね、昭和42年には氏子会も結成され、昭和62年に玉垣・石燈籠等の境内整備、平成3年に社殿屋根銅板葺替え、平成7年に参集殿 (社務所) 竣工、平成10年に社殿内改修、平成21年に受付所新設、平成29年には、氏子会結成50年を記念して、昇殿口等を新設・改修した。
夢見ヶ崎動物公園内に鎮座し、天照大神と撞榊厳魂天疎向津姫命が並祭される極めて希少な神社。
天照大神 撞榊厳魂天疎向津姫命 天満大自在天神 誉田別命 市杵島姫命 白山比咩命 第六天神 石神
元弘年間 (1331年〜1333年)