まんぷくじ
岡山県津山市東田辺1596
和銅元年(西暦708年)、正月十三日、黒沢山の檜の梢に虚空蔵様が来臨された。 その霊瑞に居合わせた、惣薪太夫という猟師(のちに僧となる)によって堂が結ばれたのが萬福寺の始まりとされている。 三重..
和銅元年(西暦708年)、正月十三日、黒沢山の檜の梢に虚空蔵様が来臨された。 その霊瑞に居合わせた、惣薪太夫という猟師(のちに僧となる)によって堂が結ばれたのが萬福寺の始まりとされている。 三重県伊勢市 朝熊山 金剛證寺 智一満 福島県柳津町 霊厳山 圓蔵寺 力一満 とともに、黒沢山 萬福寺は福一満で日本三所の福地と言われている。 古くは、源氏・北条氏・足利氏など遠方より寄進し信仰したと伝えられている。 近世では大阪商人達が商売繁盛を願って寄進し参詣した。 また、子供の生まれて初めての厄除け『十三参り』は、虚空蔵菩薩様に智・力・福を授かる加持として今に伝えられている。 境内には、ほぼ山頂に在りながら、開山より約100年の後、弘法大師様、来山の折、錫を持って、加持の為の秘水(阿伽の水)を湧かされたと伝えられている霊泉、『明星水』がある。 標高約600メートルに在る展望台からは、眼下に津山市を一望し、秋朝現れる雲海、夜景、太陽の動きや季節とともに移り変わる山や街の色など、さまざまな景色が心を癒してくれる。
和銅元年(708)正月十三日 黒澤山の、槍の梢に虚空蔵様が来臨された、その霊瑞に居合わせた惣薪太夫という猟師によって堂が結ばれたことが起源とされる。鎌倉幕府から三重県の朝熊山・金剛證寺、福島県の霊厳山・圓蔵寺とともに「日本三所の福地」...
黒澤山
明星院
高野山真言宗
和銅元年(708)
虚空蔵菩薩
美作八十八ヵ所霊場 第73番札所
2月最終金土日 虚空蔵大会式
有り