きたのぼう
広島県尾道市御調町下山田460
当山はもと寺号を弁宝山満福寺といい、北之坊はその坊号で、本尊千手観音を安置している。開基は不明であるが、他よりこの地へ移転したものと思われる。口伝によると、町内外に数ケ所満福寺又は北之坊跡が残ってい..
当山はもと寺号を弁宝山満福寺といい、北之坊はその坊号で、本尊千手観音を安置している。開基は不明であるが、他よりこの地へ移転したものと思われる。口伝によると、町内外に数ケ所満福寺又は北之坊跡が残っているが、寺の記録によると、延宝七年に本堂が再建されている。 現在の本堂は、宝暦八年の再建。庫裡は、安永年間。西国三十三ケ所観音堂は、天明年間建立。当山最古の仏像は、十二神将立像で、建武二年のものである。
境内に無縁墓八百基を祀る
辨宝山
真言宗醍醐派
千手観世音菩薩
不明
宝暦八年(1679年)
北之坊満福寺
室町中期の持国天立像(県重文) 室町後期の弘法大師画像(町重文) 室町後期の十三仏画像(町重文)
有り