ほうぶつじ
茨城県水戸市河和田町887
報佛寺は、親鸞の直弟子である唯円(ゆいえん)が、建保6年(1218)榎本というところにある心字池のほとりに道場を開いたことに始まる、水戸地方真宗教団発祥の由緒ある寺です。この場所は現在の寺地よりも南..
報佛寺は、親鸞の直弟子である唯円(ゆいえん)が、建保6年(1218)榎本というところにある心字池のほとりに道場を開いたことに始まる、水戸地方真宗教団発祥の由緒ある寺です。この場所は現在の寺地よりも南西約500m、国道50号バイパスの南、田んぼと葦の間の数本の杉の木立の中にあり、「唯円房道場池」という標柱と明治44年に立てられた記念碑が建っており、親鸞もたびたびこの道場に滞在して布教したといいます。唯円房は『歎異抄(たんにしょう)』の撰者に擬せられていますが、これを否定する見解もあります。 寺は春秋氏の滅亡と共に退転(たいてん)したと思われますが、光圀公(義公)によって元禄2年(1689)に再興され、現在地に移されました。
法喜山
泉渓院
真宗
大谷派
健保6年(1218年)
阿弥陀如来
唯円
唯圎大德開基の石柱が有りました。
元禄2年(1689年)
徳川光圀
銅造大黒天像(茨城県指定文化財)、唯円道場跡伝承地(水戸市指定文化財)
常磐線赤塚駅より徒歩20分 バス停 報佛寺 目の前
有り