にしつつみじんじゃ
大阪府東大阪市西堤1丁目11-13
祭神は天照大神、豊受大神で西堤の氏神さまです。西堤では日照りが続くとき、ここに村人が集い水神社(鱗殿)の扉を開け雨乞の祈祷が行われたといわれています。村の北方に内助淵(新開池)に住んでいた大蛇を退治..
祭神は天照大神、豊受大神で西堤の氏神さまです。西堤では日照りが続くとき、ここに村人が集い水神社(鱗殿)の扉を開け雨乞の祈祷が行われたといわれています。村の北方に内助淵(新開池)に住んでいた大蛇を退治した様子が描かれています。新開池と関連性のある西堤神社鱗殿です。神社境内の池に祀られている水神社は、鱗殿とも呼ばれています。河内地方中央部は土地が低く、雨が降ると田畑に水がたまり、日照りが続くと干害に悩まされてました。農民たちは雨乞い祈願として水神様をたらいの中にお祀りし、その後ろに「内助淵大蛇退治の古図」をかけて、般若心経を唱えたそうです。鱗殿の伝説として、昔、長田から大東市諸福にかけて広がっていた新開池には大蛇がいると伝えられていました。長田のある家の男衆で内介という人が、ある晩、長く風呂に入っているので主人があやしんで見に行くと、大蛇の姿になって火を吹いていました。内介は自分の姿を見られたので、逃げて池に入りました。それでこの辺りを内介淵というようになりました。その後、この大蛇が水神様を飲もうとしましたが、飲み込めなかったので鱗を一枚残して去ったと伝えられています。 境内の大くすは幹廻が5.29mある巨大なもので、市の保存樹木のひとつです。 (東大阪いっとこMAPより)
天照大神、豊受大神
地下鉄中央線 高井田駅から徒歩10分
なし