りんのうじ
宮城県仙台市青葉区北山1丁目14-1
輪王寺は、嘉吉元年(1441年)、伊達家九世政宗の夫人、蘭庭明玉禅尼の所願により、十一世持宗が、太菴梵守和尚を開山として福島県梁川に創建されました。政宗夫人は、三代将軍足利義満の生母の妹に当たるた..
輪王寺は、嘉吉元年(1441年)、伊達家九世政宗の夫人、蘭庭明玉禅尼の所願により、十一世持宗が、太菴梵守和尚を開山として福島県梁川に創建されました。政宗夫人は、三代将軍足利義満の生母の妹に当たるため、六代将軍義教は、後花園天皇に奏請し、「金剛寳山輪王禅寺」の額を賜りました。 その後、伊達家の居城の遷移に従い、西山、米沢、会津、米沢、岩出山を転々とし、慶長七(1602)年仙台に移り現在の地に至り、伊達家の擁護のもと、奥州における曹洞宗の一大叢林として、三百余年間「海東禅窟」の名をほしいままにしたのであります。 明治維新後、輪王寺は伊達家の外護を失い、さらに明治九年(1876)北山に発した野火のため、仁王門を残し七堂伽藍を全焼再興の策なく荒廃のまま二十数年が経ちました。
仙台駅から仙台市営バス「西中山行」か「桜ヶ丘七丁目行」に乗車し(25分),「輪王寺前」下車
午前8時〜午後5時(年中無休)
300円(小学生未満無料)
有り