じょうどうじ
福岡県田川市白鳥町10-21
成道寺縁起書によれば、弘仁5年(814年)伝教大師(最澄)の創建とされる。 当初は天台別院浄土寺と称し、山頂に白鳥大明神を祀り当院の守護神とし、鎮西の名刹として栄える。 その後、南北朝から室町期..
成道寺縁起書によれば、弘仁5年(814年)伝教大師(最澄)の創建とされる。 当初は天台別院浄土寺と称し、山頂に白鳥大明神を祀り当院の守護神とし、鎮西の名刹として栄える。 その後、南北朝から室町期にかけての戦乱の渦中にまきこまれ、堂塔伽藍を消失し天台寺院としては衰亡し、やがて曹洞宗寺院として再興されることになる。これはとくに山口・大内家が北部九州を勢力下におさめた関係上、長門湯本の太寧寺の末寺として組み込まれていったものと思われる。寺名も浄土寺から成道禅寺と変え現在に至っている。
曹洞宗
有り