はなぞのいん
山梨県西八代郡市川三郷町市川大門5696
白雲山平塩寺の天台宗時代の開基で、開山は慈恵大僧正、名は良源と称し、円融天皇のご病気を平癒した功績により大僧正に任じられた。 弘治3年(1557年)暁善坊快翰が入山し、檀徒の信望厚く堂宇を建立、..
白雲山平塩寺の天台宗時代の開基で、開山は慈恵大僧正、名は良源と称し、円融天皇のご病気を平癒した功績により大僧正に任じられた。 弘治3年(1557年)暁善坊快翰が入山し、檀徒の信望厚く堂宇を建立、中興の祖と崇められました。 暁善坊快翰は大永5年(1525年)に甲斐市川に生まれ、7歳の時花園院住職快恵を師として入門し、天文18年(1549年)25歳で帰郷し33歳で当山住職となりました。 貞享3年(1683年)平塩から現在地に遷寺、宝暦元年(1751年)の火災で堂宇が焼失し、宝暦9年(1759年)再建されました。 正徳5年(1716年)に建てられた「地蔵堂」が現存し、西側入口には金色の「花園院慈悲観音」立像が建立されています。
広沢山
高野山真言宗
慈恵大僧正
甲斐西八代七福神第4番
平塩寺過去帳(市川三郷町指定文化財)
有り