せんこうじ
兵庫県姫路市山田町多田194
現代の専光寺東方約2〜300メートルのあたりで須恵器が出土したことから、5〜6世紀にこの辺りに寺院が既に存在したようだ。 この寺院と現代の専光寺の直接的な繋がりは見出せないが、永禄5年(1562)..
現代の専光寺東方約2〜300メートルのあたりで須恵器が出土したことから、5〜6世紀にこの辺りに寺院が既に存在したようだ。 この寺院と現代の専光寺の直接的な繋がりは見出せないが、永禄5年(1562)に開基佛としての御名号を授かり浄土真宗の寺院としての専光寺が建立された。 寺伝によると、本堂は二度の火災に見舞われて、現在の本堂は、文久3年(1863)に再建されたものである。また山門は、昭和6年に建てられたもので、当時は「播州の陽明門」と呼ばれた。それは、門に施された彫刻によるもので、当時の彫刻師、松本義廣(二代)、松本義廣(三代)、長谷川義秀、井上義照、長谷川広師、伊田義光の6名の作である。また、この寺には鎌倉時代のものとされる宝篋印塔があったが、今は国立東京博物館に収蔵されている。
観谷山
浄土真宗
本願寺派