とうこうじ
東京都町田市小野路町2907
当山の薬師瑠璃光如来は、今から約八百年の昔、後二条天皇の代に鎌倉将軍源頼朝の弟範頼の守り本尊であった。建久四年範頼の家臣・永井某が、これを守護してこの地にくだし村人を集め小堂を造築し、薬師堂を奉安し..
当山の薬師瑠璃光如来は、今から約八百年の昔、後二条天皇の代に鎌倉将軍源頼朝の弟範頼の守り本尊であった。建久四年範頼の家臣・永井某が、これを守護してこの地にくだし村人を集め小堂を造築し、薬師堂を奉安し、別所山薬師堂と称した。然るに霊験あらたかにして除病延命にあずかるもの多く、特に、その功徳に感じ寛永二年南多摩郡柚木(現八王子市柚木)の生まれの舜雄義孝大和尚(開基)が当寺を創立し、別所山東光寺と改め、その後堂宇は火災、天災等によって再三再四災難に遭っているが、本尊は、無事奉安され今日に至っています。 この世の平和を願い観音建立を発願し、山号を長谷山と改めた。 現在の本堂は、平成二年再建され、多摩長谷平和観音を平成二十一年に建立した。現在は二十六世である。
長谷山
曹洞宗
薬師如来
含室傳秀大和尚
不詳
武相寅歳薬師如来霊場 第16番札所