あさかつづらいなりじんじゃ
三重県伊勢市中之町
御祭神は倉稲魂神(宇迦之御魂大神)古来よりお岩稲荷として祀られ、葛籠(つづら)岩とも呼ばれていました。もともとは、現在地より谷底近くに鎮座した巨石であったそうですが、周辺地域の宅地開発等にて現在地に..
御祭神は倉稲魂神(宇迦之御魂大神)古来よりお岩稲荷として祀られ、葛籠(つづら)岩とも呼ばれていました。もともとは、現在地より谷底近くに鎮座した巨石であったそうですが、周辺地域の宅地開発等にて現在地に祀られました。巨石は大小3つあり、大岩の前には祠が置かれ、石にはいずれも注連縄が張られています。この巨石「葛籠石」の名前の由来については「伊勢参宮名所図会」に、「石重なりて葛籠の形に似たり」とあります。現状は葛籠の形には見えませんが、かつて丘陵地の斜面か上面に露岩のような状態であった頃は、二つの長方形の板状の大岩が斜めに重なっていて、その形状が葛籠のように見えたのかも知れません。
宇迦之御魂神(倉稲魂命)
お岩稲荷、葛籠(つづら)岩
常時
無料
約3分
無し(若干のスペースはある)
なし