とうこうじ
福島県東白川郡鮫川村富田彦次郎203
東光寺は富田薬師として名高かく、口碑によると建武元年(1334)の創建と伝えられ、磐城四十八ヶ処霊跡のひとつで、霊験いちじるしく爾来、災厄から衆生を救ったといわれている。 文明年中(1496〜87..
東光寺は富田薬師として名高かく、口碑によると建武元年(1334)の創建と伝えられ、磐城四十八ヶ処霊跡のひとつで、霊験いちじるしく爾来、災厄から衆生を救ったといわれている。 文明年中(1496〜87〕の時に、藤原常道が赤坂館に住し、赤坂尾張守と称してこの地を治め、富田薬師に帰依した尾張守は、華香の資を納めて祈願所とし、堂宇を建立して仏祭を行った。 その後、天文年中(1532〜55)に尾張守の一族生上総介家治が薬師堂の南方から数町離れた地に館を作り、慶長7年(1602)には尾張守が失脚した。
木法山
真言宗
智山派
建武元年(1334)口碑より
薬師如来
福島八十八ヶ所霊場 第15番札所
あり