はくさんたいしん
兵庫県西宮市小松南町2丁目2
伝承では明智光秀の家臣の四方天但馬守なる人物が戦で歯で刀を咥えて迎え討とうとするも歯が欠けて刀を落とし、「歯の悪い人を治そう」と言い残して討たれたと言われています。 明智光秀の家臣に四王天政孝とい..
伝承では明智光秀の家臣の四方天但馬守なる人物が戦で歯で刀を咥えて迎え討とうとするも歯が欠けて刀を落とし、「歯の悪い人を治そう」と言い残して討たれたと言われています。 明智光秀の家臣に四王天政孝という者がおり、但馬守と呼ばれていたのは事実ですが、上記のような事跡は記録がありません。 「白山さん」が「はくさ(歯瘡)さん」が転訛したもののようで、「北向きの歯神さん」として信仰されています。 白山神は北陸を中心に全国で祀られていますが、このように歯の神とされるのは珍しい例と言えます。