今から約400年前の元和元年(1615)、徳川家康の遠縁に当たる智鏡法師により、三河の碧海群青野村で「慈光寺」という寺院が建立されました。
そして幾年後、江戸に渡った智鏡法師は、家康の厚い計らいで赤坂一ツ木に寺地を賜りました。そして三河の「青野」を山号に、「慈光寺」を寺号として、新たに一寺を創設しました。これが「青野山慈光寺」のはじまりです。またその際に、徳川家から葵の紋を寺紋にすることが認められました。
しかし元禄8年(1695)、付近一帯で起こった火災により主殿は打ち壊され、跡地も幕府所有となりました。その代替として賜った原宿村(現・東京都渋谷区)に寺地を移し、現在に至ります。
HPより