にらやまじょう
静岡県伊豆の国市韮山韮山438-3
韮山城は、伊勢宗瑞(北条早雲)が、韮山の丘陵に築いた山城です。早雲の関東経略の拠点として整備され、北条氏の居城が小田原城に移ったのちは、伊豆地域を治める支城になりましたが、今川氏や武田氏などの戦国..
韮山城は、伊勢宗瑞(北条早雲)が、韮山の丘陵に築いた山城です。早雲の関東経略の拠点として整備され、北条氏の居城が小田原城に移ったのちは、伊豆地域を治める支城になりましたが、今川氏や武田氏などの戦国大名による進出に対する防御の拠点として、重要な意味を持っていたそうです。1590(天正18)年3月、豊臣秀吉の小田原攻めでは、激しい攻防戦の舞台となりました。その後は、徳川家康の家臣である内藤信成が韮山城に入城しますが、慶長6年(1601年)に廃城となりました。廃城後は、韮山代官の御囲地となったため、大きく変わることなく、土塁や堀なども戦国時代の姿をとどめています。散策路が整備されていますが、一部私有地につき立入禁止です。
有り(江川邸駐車場を利用)