じゅうにしゃじんじゃ
奈良県香芝市五位堂4-284
江戸時代、鋳物産業が発達し、大和国を代表する近世鋳物師(いもじ)たちが活躍したのが五位堂である。その鋳物師たちが氏神として祀ったのが本社で、境内には天保10年(1839)銘の鋳鉄鳥居1基と鋳鉄燈籠4..
江戸時代、鋳物産業が発達し、大和国を代表する近世鋳物師(いもじ)たちが活躍したのが五位堂である。その鋳物師たちが氏神として祀ったのが本社で、境内には天保10年(1839)銘の鋳鉄鳥居1基と鋳鉄燈籠4基が置かれており、うち2基には文政2年(1819)と天保10年の銘が刻まれている。いずれも平成8年(1996)に香芝市指定文化財となった。ここで作られた鋳物として、とくに目を引くのは梵鐘であるが、日用品の銅釜や農具類などは五位堂ブランドとして定着していた。(ええ古都ならより)
鋳鉄燈籠・鋳鉄鳥居:香芝市指定文化財
JR和歌山線「五位堂駅」下車、北へ徒歩約7分 近鉄大阪線「五位堂駅」下車、南へ徒歩約7分
なし