たかみむすびじんじゃ
大阪府豊能郡能勢町天王214−1
当社は推古天皇の御宇、剣尾山に月峯寺が開創されるやその奥地に当たる「天野村=天王村」に「奥の院」として七堂伽藍が創建されたと伝えられている。 さらに宮ノ尾には「大梵天王」を勧請し、村人の産土神とし..
当社は推古天皇の御宇、剣尾山に月峯寺が開創されるやその奥地に当たる「天野村=天王村」に「奥の院」として七堂伽藍が創建されたと伝えられている。 さらに宮ノ尾には「大梵天王」を勧請し、村人の産土神として祭祀された。伝えるところによれば、村名も祭神の大梵天王に據るといわれている。
大梵天王は仏教護持の神の中でも筆頭に挙げられ、他の四天王より最上の地位にある仏のこと。天王村の氏神として大梵天王が祭祀されたのが、大梵天王社。もともとは天然記念物のアカガシのある稲荷社の場所にありましたが、故あって永禄2年(1559)6月にここに移転されました。 なんでも当時、疫病が大流行して村の人口が半減したときに、高僧から「社を村の下手より清浄な上手に移すべし」という神勅があったのだとか。 その後は天地間に物を生み出す霊徳のある高皇産霊神を祀る神社となっています。
「大阪のてっぺん」能勢町の中でも最北端に位置します。大阪最北端の神社、高皇産霊(たかみむすび)神社には村人の産土神が祭られています。
高皇産霊神
能勢電鉄山下駅より阪急バス山辺口停北へ7km